
こんにちは
ゆうきです!
私は高次脳機能障害の当事者です。
今回は高次脳機能障害の記憶障害の便利アプリ
「TimeTree」ついて
私は12歳のとき、突然の脳出血で倒れました。
その後、高次脳機能障害による記憶障害と、右半身麻痺が残りました。
高校は特別支援学校に通い、リハビリを重ね、大学を卒業。今は会社員として働いています。
そんな私が、毎日を安心して過ごすために使っているアプリがあります。
それが、スケジュール共有アプリの「TimeTree(タイムツリー)」です。
記憶障害のつらさは、毎日が「不安」と「自己嫌悪」の連続
高次脳機能障害による記憶障害は、目に見えない障害です。
だからこそ、つらさを理解されにくいです。
- 予定を立てても、次の瞬間には忘れている
- 「言ったでしょ」と責められて落ち込む
- 手帳やメモを取っても、その存在自体を忘れる
- 自分が信じられなくなる
「自分はダメなんだ」
「働くことも個人のスケジュール管理も、無理なんじゃないか」
そんな自己嫌悪に、何度も押しつぶされそうになっていました。
「TimeTree」の操作方法
まだ、使ってない方は是非ご活用ください!
「TimeTree」と出会って、私の毎日に希望が戻った
そんなとき、ある支援者の方に教えてもらったのが「TimeTree」でした。
最初は「どうせ続かないかも…」と思いながらも使ってみたんです。
結果、今では生活の中心にあるアプリになっています。
TimeTreeが私を支えてくれた4つの理由
① 見やすくて、わかりやすいカレンダー
私は視覚的な情報処理がちょっと苦手です。
でもTimeTreeなら、予定に色をつけられるので、「仕事は青」「病院は赤」などパッと見てわかるんです。
しかも、月表示も週表示も選べて、自分に合ったスタイルで見られる。
ごちゃごちゃせず、スッキリと「今週の自分」が見えるのがありがたいです。
② 通知があるから「忘れてもいい」仕組みができた
これが一番助かっています。
TimeTreeは予定ごとに通知を複数設定できます。
私は、「1時間前」の1回通知にしていますが、「前日」・「当日朝」など自分なりにカスタマイズすることができます。
この「TimeTree」があることで、予定を忘れて落ち込むことが激減しました。
「忘れてもいいようにしておけばいい」って、すごく気持ちが楽になったんです。
③ 家族や支援者と予定を共有できる安心感
それでも不安な方へは
病院など家族にも共有することで、家族等が事前に確認して声かけしてくれます。
共有することで、助け合いが生まれます。
④プライペート用、家族用、会社用、など使い分けることが可能に
一つのスケジュールだと予定がぎっしりしてなんだか苦しくなっているかといるかもしれません。
ですが、使い分けることで気持ちの切り替えが心にゆとりができます。
しかも、私の場合Amazonやスタバなども日頃から活用していますが、フォローしておくと、最新のカレンダーになり、キャンペーンなどの見える化ができてとても便利です!
忘れてもいい工夫が、私に「自信」をくれた
TimeTreeを使い始めて、忘れて落ち込むことが減っていくうちに、
「ちょっとずつなら自分でもやっていけるかも」って思えるようになりました。
正直、障害があることは今も不安です。
でも、「仕組みで補える」ことを知ったのは、私の人生を大きく変えました。
同じように記憶障害に悩むあなたへ
もしあなたも、「何度も同じことで怒られる」「忘れて落ち込む」そんな経験をしているなら、
一度「TimeTree」を使ってみてほしいです。
完璧じゃなくていい。
でも、「忘れても大丈夫」って思える工夫があると、毎日がちょっと楽になります。
まとめ
私はこれからも、「できる方法」を探し続けます
皆さんも、ご一緒にTime Treeを活用して、良い社会を築いていきましょう!