はじめに

こんにちは
ゆうきです!
私は高次脳機能障害の当事者です。
突然ですが、皆さん普段メモは取れていますか?
社会に出たらメモの取り方は非常に大切ですよね
今回は、社会人になって難しいところです。
私たち高次脳機能障害者にとっては、より苦しんでいらっしゃる方もいるかもしれません
こういう悩みはいますか?

話していた内容をすぐに忘れてしまう

「あれ?さっき何しようとしてたっけ?」が毎日のようにある
私も同じでした。
10代のときに脳出血を経験してから、記憶障害という「目に見えない障害」と付き合うことになりました。
でも、たくさんの失敗と工夫を重ねることで、少しずつ生活が楽になってきたんです。
この記事では、そんな私の経験から得た「記憶障害とメモ術のリアルな工夫」を紹介します。
メモは命綱
よく言われる「メモを取りましょう」は、正しいです。でも
・書いたことを忘れる
・メモ帳をなくす
・メモがぐちゃぐちゃで見返せない
・めんどくさく頭に入れようとする
これ、記憶障害のある人にとっては“あるある”です。
私がたどり着いた「メモの工夫ベスト7」
そんな私が試行錯誤して見つけた使える工夫を紹介します。
同じように困っている方のヒントになれば嬉しいです。
✅ 工夫①:1冊にまとめる!「分散メモ」をやめる
あちこちにメモすると、どこに書いたかわからなくなる
使うメモ帳・ノート・アプリは1つに絞る。
✅ 工夫②:すぐ書く!1分後には忘れるから
思いついたら3秒以内に書くクセをつける
「ちょっと後で書こう」と思ったら、もう忘れてます。
✅ 工夫③:声で記録する
手が使えない時や急いでいる時の救世主
スマホの音声入力(Siriやボイスメモ)を使って、「〇〇を15時にやる」と話しかける。
✅ 工夫④:予定はカレンダー+アラームでダブル管理
「予定を書いたこと」すら忘れるのが記憶障害
GoogleカレンダーやTime Treeなどで予定を入れて、通知設定も必ずONにする
詳しくはこちら↓

✅ 工夫⑤:メモに“日付と時間”は必須
いつ書いたか分からないと、記憶の手がかりにならない
例)
×「病院」
〇「5/30(木)13:30 ○○病院 リハビリ」
✅ 工夫⑥:ホワイトボードを「見える場所」に貼る
トイレのドア、冷蔵庫の横、玄関など
メモは「書いた」だけじゃなく「見える」場所に置く
まるで、受験勉強ですね(笑)
それでも大切な時はそのやり方が大事です
✅ 工夫⑦:家族や支援者と共有する
忘れてしまっても、カバーしあえる関係を作る
「自分だけで完璧に覚えようとしない」
助け合いは大事です
共有カレンダーなど使えます
メモの工夫は「生きる工夫」
記憶障害は、人に気づかれにくく、誤解されやすい障害です。
でも、正しく理解し、工夫を重ねれば、生活はちゃんと前に進みます。
私もたくさん失敗しました。
それでも、今こうしてブログを書いて、少しでも誰かの力になれたらと思っています。
最後に|同じように悩むあなたへ
忘れる自分を責めないでください。
「また忘れた」ではなく、「また書けばいい」とポジティブに捉えていきましょう。
私だって、まだまだ未熟で失敗することもよくあります。
ですが、何度でもやり直せるし、工夫すれば少しずつ前に進めます。
あなたの毎日が少しでもラクになるヒントになれば嬉しいです。